明福寺 庫裏・書院
お寺は、ご本尊が奉られ宗教行事中心的な役割を担う「本堂」、お寺の関係者やその代表が集まりなどに使われる「書院」、住職の住居的に使われる「庫裏」、という3つ建物が主な構成要素である。
この明福寺では、昭和初に建造された木造の「本堂」を残しつつ、「書院」と「庫裏」を一体のものとして建て直すことが計画された。
設計においては、現代における人の集まる場としてのお寺のあり方、お寺自体がどのように地域や社会と関わっていくべきか、また伝統的な日本建築の形式をそのように現代の建築の中に取り込んでいくか、というテーマが模索されている。
- 所在地
- 東京都江戸川区
- 施主
- 宗教法人浄土宗明福寺
- 敷地面積
- 1,787.88㎡
- 延床面積
- 794.08㎡
- 主要構造・規模
- 鉄骨造 2階建て
- 共同設計者
- ―
- 構造設計
- 構造計画設計室
- 設備設計
- EOS plus
- その他のコンサルタント
- 叢
- 施工者
- 松井建設
- 完成年月
- 2018年2月